「地域共生社会」を具体的に進めるための新たな取組として、社会福祉法に「重層的支援体制整備事業」が創設されました。えびの市では令和7年度から事業を本格的に実施しています。

これまでの支援に加え、複雑化・複合化した支援ニーズや地域課題に積極的に取り組み、本市における地域共生社会の実現を目指します。

重層的支援体制整備事業とは

重層的支援体制整備事業は、3つの支援を一体的に実施することにより、「個別的な支援」と「地域に対する支援」の両面から、人と人のつながりを基盤としたセーフティネットを強化するものです。

相談支援

複雑化・複合化した課題を抱えるケースなど、単独の支援機関や相談機関では対応が難しい課題に対して、内容や世代などを問わず包括的に受け止め、支援関係機関全体が一つのチームとなって支援を進めます。

参加支援

悩みを抱えた方やその家族に寄り添い、地域資源を生かしながら社会とのつながりを回復していくことができるような支援を行います。

地域づくりに向けた支援

地域社会からの孤立を防ぐとともに、地域における幅広い世代の交流や活躍ができる環境整備を進めます。

相談窓口

相談者のさまざまな課題を各相談窓口が包括的に受け止め、複雑化・複合化した課題には、関係機関と連携して支援を行います。重層的支援体制整備事業の相談窓口は、これまでと変わりません。

ご相談内容相談窓口電話番号
高齢者の暮らしや健康、介護、認知症地域包括支援センター35-1112
障がいについてにしもろ基幹相談支援センター22-2373
ひきこもり福祉課 地域福祉課35-1115
こどものこと・子育て相談こども課 こども相談係35-3739
経済的な困りごと福祉課 生活保護係35-3734
福祉課 生活・仕事支援室35-3734
健康について健康保険課 市民健康係35-1116
どこに相談したらよいか迷ったらえびの市社会福祉協議会35-2800

参加支援事業の支援メニュー

ピア交流会

障がいを持つ方やひきこもり状態にあった方が集まり、ゲームや歌、いくつかのテーマでおしゃべりをする会です。人と関わる練習や、人に慣れるきっかけを作ります。

「人と話すのが少し苦手」「外に出るきっかけがほしい」という方でも安心して参加できるよう、ゆったりとした雰囲気で行っています。

わくわく・お出かけサロン

「車の運転ができない方や、近くに家族がいない」などの理由により外出が困難な高齢者や障がい者を対象に、交流の場や買い物をとおして外出の楽しみを持っていただくサロンです。

市内の社会福祉法人の協力のもと、車両の空き時間を利用して実施しています。利用者の健康チェックや買い物の付き添いには、ボランティアの皆さんに協力していただいています。

サロンの流れ9:30~10:00 自宅へお迎え
10:10~11:00 サロン会場にて健康チェック・交流
11:00~12:00 買い物先へ移動
12:00~12:30 自宅へ送り
利用対象条件① 75歳以上の独居・老夫婦、または障害者世帯の方で、運転免許をお持ちでない方
② 店内で自力歩行または買い物カートで移動し、品物を選べる方
※①②の両方に該当する方が対象です。
家族が近くに住んでいる場合でも、就労状況や家族間の事情により必要性を認めた場合は利用できます。ご相談ください。
利用料無料
開催日飯野・上江(東方面):第1・第3月曜日
真幸:第2・第4月曜日
加久藤・上江(西方面):第2・第4木曜日
※開催日が祝日と重なる場合は翌日になります。
お申し込み方法電話でのお申し込み後、聞き取り調査のため自宅を訪問します。その後、申請手続き、利用決定となります。

いばしょカフェ(ひきこもり支援)

外に出るきっかけとして、気軽に立ち寄れる「いばしょカフェ」を開催しています。コーヒーを飲みながらゆっくり過ごしたり、スタッフとおしゃべりしたり、自分のペースで安心して過ごせる場所です。

やりたいことや興味のあることを一緒に見つけるお手伝いも行っています。ひきこもり状態にある方だけでなく、ご家族の参加も歓迎しています。ひとりで抱え込まず、まずは気軽に足を運んでみてください。

暮らし支えバンク事業

経済的な困りごとを抱えている方に、食料支援を中心とした生活支援を行っています。また、在宅で生活する方の生活環境に悪化がみられる場合には、市内の社会福祉法人と連携して生活環境整備などを実施しています。

さらに必要に応じて、就労支援や各種福祉サービスの利用につなげる支援を行い、地域の中で安心して暮らし続けられるよう支援しています。

お申し込み・お問い合わせ

各支援メニューのお申し込みやご相談は、えびの市社会福祉協議会へお問い合わせください。

えびの市社会福祉協議会
電話:0984-35-2800